8月の誕生石

こんにちは。アクセサリーのLumiereです。

今日から８月ですね。

ということでお約束の誕生石のお話を。

８月の誕生石は『ペリドット』です。

ペリドットは和名を橄欖石（かんらんせき）といいます。

鉱物名はolivine（オリビン）といい、オリーブ色をしていることからラテン語のoliva（オリーブ）が語源とされています。olivine（オリビン）を和名にする際にオリーブ（モクセイ科）に似ていた橄欖（カンラン科）の植物と誤認され、以後そのまま伝えられたといわれています。

ペリドットはアラビア語で「宝石」を意味するfaridat（ファリダット）に由来すると言われていますが、諸説あります。

古代エジプトでは太陽神を崇拝しており、ペリドットは『太陽の石』と呼ばれ崇められてきました。現在もエジプトの国石として大切にされています。

初めて採掘されたのは、紀元前1500年頃に紅海に浮かぶトパズィオス島（現ゼビルゲット島／英名セントジョーンズ島）で採石されていたと文献に残されています。近代まで産出されていましたが、現在は枯渇してしまったため採掘されていません。

長い間島名が由来になった『トパーズ』が産出されていると信じられていましたが、実は『ペリドット』だったことが確認されています。

その後、十字軍がこの島から戦利品として持ち帰りヨーロッパに広まりました。

中世の人々の間でも、しばらくエメラルドと混同されていたそうで、ドイツのケルン大聖堂の神殿に飾られた200カラットのペリドットはエメラルドだと思われていたようです。

ペリドットは屈折率が高く、わずかな光があるだけで輝く性質をもっています。

暗い中でも光り輝くように見えるペリドットを太陽のかけらだと信じられていたようです。

実際に隕石の一部からペリドットと同様の鉱物が見つかったこともあります。

またこの特徴から「夜会のエメラルド（イブニングエメラルド）」とも呼ばれています。

ペリドットは太陽の石といわれているように、暗い気持ちを払い、明るくポジティブに変化させ、好奇心を高めてくれると言われています。

過去のことが気になって前に進めないと感じる時助けになってくれる石です。

心の重荷や罪悪感から解放してくれるでしょう。

自分を認め、許せる気持ちを育んでくれることでしょう。

また、恋人や夫婦の関係をよりよくするといわれています。

マイナスの感情にとらわれやすい人にはお守りとして身に着けることをお勧めします。

自信がなくなってしまった時、身に着けることで心を明るくし、希望をもたらしてくれるでしょう。

石の持つ力を知りながら、ぜひ日々を楽しく過ごしてください♡